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発生日 |
タイトル |
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2000/12/14 |
常圧蒸留装置主蒸留塔塔頂部の腐食修理時の火災 |
2000年12月14日、常圧蒸留装置主蒸留塔塔頂部周辺をパトロール中の検査会社社員が周囲に油臭がして、塔頂部保温材板金継ぎ目に油がにじんでいるのを発見し運転員に通報した。点検の結果、腐食していることがわかり補修作業を実施した時、落下した溶接の火花によって着火し20時17分火災になった。直ちに自衛消 … |
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217 |
2000/12/12 |
フレアスタックからの飛散物による芝草火災 |
2000年12月12日、エチレン製造装置の発電用ガスタービンが停止し、装置が停電状態となり自動的に緊急停止した。フレアから多量のガスが放出され、フレアスタック(高さ60m)から30m離れた芝草が燃えた。協力会社の作業員が消火器で消火活動をし13時23分鎮火した。 |
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85 |
2000/11/15 |
常圧蒸留装置の重質軽油ポンプ入口ストレーナーから漏洩火災 |
2000年11月15日、常圧蒸留装置の定常運転中に、パトロール中の運転員がストリッパー下部の重質軽油抜出しポンプの入口ストレーナー付近から重質軽油が漏洩し白煙を上げているのを発見した。 制御室と防災センターに連絡している間に出火した。常圧蒸留装置を緊急停止し、泡放水による消火活動を行い13時4 … |
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84 |
2000/10/26 |
重質ナフサ配管の外面腐食によるナフサ漏洩 |
2000年10月26日、制御室のガス検知警報器が鳴ったので、従業員が現場を確認したところ、常圧蒸留装置の重質ナフサ冷却器出口配管(地上5m)から油が漏洩しているのを発見した。 直ちに装置の緊急停止をするとともに関係先および消防に通報し、漏洩箇所の応急処置と漏洩油の回収をし、13時43分ごろ処 … |
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179 |
2000/10/17 |
スタートアップ準備中コークス製造装置の蒸留塔内で爆発 |
2000年10月17日、コークス製造装置はスタートアップ準備のため、切り離しに使った縁切り板を外していた。天然ガス配管の縁切り板が取り外されて6時間後、蒸留塔内部で爆発が発生した。 21段あるトレイの9段が大きくゆがみ塔の底に落ちた、またトレイを支えていた梁も崩壊した。負傷者はなかった。 |
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83 |
2000/10/10 |
変電所短絡による電圧降下と硫黄回収装置の火災 |
2000年10月10日、変電所内のコンデンサー用のスイッチに13時18分頃短絡が発生し、この時の異常電流が自動的に遮断されるまでの間(約1秒間)に電圧が降下し、硫黄回収装置のエアーブロワー2基(A・B)が停止した。異常電流が遮断された後、電圧が正常に復帰し、エアーブロワーBは自動的に再起動したが、 … |
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204 |
2000/10/6 |
ナフサ分解装置のポンプ圧力計の取替え作業中に漏洩・爆発 |
2000年10月6日、プロピレンをホルダーから脱プロパン塔や分離塔へ移送するポンプの吐出側の圧力計を取替える作業中、ポンプ側取り出し管と圧力計側のバルブ接合部が切断した。 高温・高圧のプロピレンが洩れ出し蒸気雲を形成、着火し火災となった。作業員1名が負傷した。0時50分、鎮火を確認した。 |
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146 |
2000/9/3 |
接触改質装置のポンプ入口配管の継手からガソリン漏洩火災 |
2000年9月3日、処理量51,500KL/日(324,000バーレル/日)の製油所で2回の爆発音に続いて火災が発生した。 接触改質装置のポンプ入口配管の継手部(3/4B)からガソリンが漏洩、火炎が噴出した。その後、ドミノ効果によりマニホルドやヘッダー等が破裂、漏洩し、災害が拡大、火災は翌日1 … |
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6 |
2000/7/12 |
流動接触分解装置のCOボイラー停止による再生塔からの可燃性ガス流入による爆発破損 |
2000年7月12日、流動接触分解装置(FCC)の下流にあるCOボイラーが定常運転中機器故障のため緊急停止し、蒸気不足対応でFCC装置を停止した。約2分後に可燃性ガスにより爆発が起こり、COボイラー本体およびダクトの一部が破損した。直ちに全精製装置を逐次停止すると共に自衛消防、市消防など関係部署に … |
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4 |
2000/7/2 |
重油直接脱硫装置の主蒸留塔ポンプミニマム配管亀裂による漏洩火災 |
2000年7月2日、定期修理工事を完了しスタートアップ操作中の重油直接脱硫装置主蒸留塔塔底油抜き出しポンプ付近で火災が発生した。直ちに市消防および自衛消防に通報し、消火活動を行い15時20分鎮火した。 |
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5 |
2000/6/18 |
ガソリン配管工事準備作業中における残油の漏洩 |
2000年6月18日、配管補修工事を行なうため窒素ガス押しで配管内の滯油(ガソリン)をタンクに回収したが、配管内に残油が確認されたため、フランジ部にホースを挿入して静置状態の滯油を抜き出し作業を行っていたところ、滞油が噴出し作業員2名が負傷した。直ちに公設救急車の出動の要請、市消防に連絡した。21 … |
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2000/6/16 |
タンク受け入れ配管より未洗重質ナフサ漏洩 |
2000年6月16日、従業員がヤード地区構内道路横のナフサ配管12Bの立ち上がり部から漏洩を発見、直ちに市消防局や関係先に連絡するとともに漏洩拡散防止措置、回収作業を実施し、14時5分ごろ処理作業を完了した。 |
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2000/6/10 |
流動接触分解装置デブタナイザーのポンプ付属配管から漏洩火災 |
2000年6月10日、オペレータが流動接触分解装置デブタナイザー塔底部付近からナフサが漏洩しているのを発見した。その直後に着火し大規模な火災となった。 直ちにデブタナイザー塔を隔離した。事業所消防隊、事業所事故管理チーム、自治体消防隊が消火にあたり、火災は発生から40分以内に収まり午前中に鎮火 … |
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2000/5/24 |
緊急停止時に常圧蒸留塔塔底油ポンプで火災 |
2000年5月24日、協力会社作業員が変電室内で自家発電機の遮断器充電部に接触したため短絡が起こり全停電となった。 緊急停止により、常圧蒸留装置の蒸留塔塔底油ポンプのメカニカルシールから重油が漏洩して発火・火災となった。直ちに119番通報および消火活動を行い、公設消防が到着前、10時50分に鎮 … |
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2000/5/9 |
重油配管のバルブボンネットのパッキン破損による漏洩 |
2000年5月9日、道路沿いに設置された近隣会社向けC重油出荷配管の緊急遮断弁ボンネットフランジ部からの重油漏洩を協力会社社員が発見した。 直ちに製油所および消防に通報し、土嚢を積み上げて拡散防止を図るとともに漏洩した油をドラムに回収、15時00分頃処理を完了した。 |
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2000/4/5 |
重質軽油水素化脱硫装置脱硫油放散塔の溶接箇所からの漏洩火災 |
2000年4月5日、重質軽油水素化脱硫装置の定常運転中、定期修理準備のため、現場確認中のエンジニアリング会社従業員が当該放散塔の塔頂部付近の出火を発見し運転員に連絡した。直ちに装置を緊急停止し、自衛消防、市消防に通報すると同時に消火活動を行い、16時38分鎮火した。 |
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2000/2/16 |
常圧蒸留装置オーバーフラッシュ配管腐食による漏洩火災 |
2000年2月16日、定常運転中の第一常圧蒸留塔付近から火災が発生しているのを巡回中の運転員が発見し、自衛消防、市消防署に通報すると同時に消火活動を行い、5時42分鎮火した。 |
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2000/2/10 |
重油直接脱硫装置の空気冷却器腐食による水素等の漏洩火災 |
2000年2月10日、重油直接脱硫装置を巡回中の運転員が破裂音を聞きつけた後、高圧分離槽ベーパー2段冷却器付近で火炎を確認し、直ちに計器室に通報した。計器室では直ちに重油直接脱硫装置を緊急停止し、自衛消防および市消防に通報し消火活動を行い20時26分鎮火した。 |
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