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一般財団法人 カーボンニュートラル燃料技術センター(JPEC)

事故事例リスト

事故事例リスト

平成2年(1990年)

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  • 「詳細」の本文をクリックすると、事故内容詳細(PDF版)をダウンロードできます。
No. 発生日 タイトル 詳細 添付
163 1990/11/30 常圧蒸留装置配管が破損、高温の原油が漏洩し火災 1990年11月30日、常圧蒸留装置予熱工程の蒸留塔に通じる直径20.32cmの供給配管が破損、高温の原油が広範囲に漏洩しその後発火した。 火災は鎮火まで4時間続きオペレータ1名が死亡、2名が負傷した。ポンプ設備、原油予熱装置、蒸留塔区域の被害は広範囲にわたった。
238 1990/11/29 プラントからの緊急脱圧によるフレアラインの脱落 定期修理のためブタジエン製造装置を停止し、1988年10月7日から第2精留塔のスチーミング、次に窒素ガスによる置換と冷却をした。 9日にマンホールを開放し塔底から空気を吹き込み空気置換を始めた。10日1時15分に1回目、1時45分2回目の爆発音が聞こえ原因究明を進めていた。2時5分3回目の爆発音 …
266 1990/11/1 エチレン製造装置の原料エタン漏洩による爆発火災 原料エタン液化システムのガス冷却用熱交換器入り口部のストレイナー付近でガス漏洩、駆けつけた消防車が火源となり爆発。死者32名、液化装置の破壊により、エチレンプラントは6ヶ月の運転停止。 PDF
33 1990/10/31 原油タンク貯蔵所の休止配管の内面・外面腐食による原油漏洩 1990年10月31日、休止中の原油送油配管を撤去するために窒素圧で滞油の移送をはじめたところ原油が漏洩した。直ちに配管圧抜きを行い、洩れ箇所をバンド巻きし12時43分漏洩を止めた。 PDF
58 1990/10/23 出荷中のブローンアスファルトタンクの壁面付着物の酸化蓄熱による火災 1990年10月23日、ブローンアスファルトタンクからローリーへ払出し中、爆発音とともにタンク屋根部が破損し火炎が吹き出した。タンク底板等の亀裂部からアスファルトが流出し周辺に拡散した。公設消防、自衛消防等による消火活動、拡散防止のための土のう積みが行われ15時50分鎮火を確認したが、冷却放水は翌 … PDF
125 1990/10/11 桟橋より重油受入れ配管からの重油漏洩 1990年10月11日、桟橋付近に来た協力会社所長が異常な油の臭いを感じ、桟橋付近の海上に油の漏洩を発見し、操油計器室に連絡した。操油係員は運転中のポンプを停止し、関連バルブを閉止するとともに関係部署へ連絡した。 直ちにオイルフェンス張り、漏洩配管のバンド巻き、配管内の油回収を行い17時40分 …
32 1990/8/17 接触改質装置反応塔入口配管フランジからの漏洩火災 1990年8月17日、接触改質装置の反応塔周辺をパトロール中の運転員が反応塔入口配管フランジ付近で火炎を発見し計器室に連絡した。直ちに自衛消防、市消防に通報すると共に接触改質装置を緊急停止し反応塔を圧力降下させ、7時1分鎮火した。 PDF
30 1990/7/19 減圧蒸留装置加熱炉ポンプ出口配管腐食開口による重質油の漏洩火災 1990年7月19日、減圧蒸留装置を平常運転中、加熱炉循環油ポンプの出口配管より重質油が漏洩し火災になった。直ちに装置を緊急停止すると同時に市消防、自衛消防に通報した。消火活動の結果、12時48分鎮火した。 PDF PDF
105 1990/7/2 水素化分解装置の運転停止操作中温度調節弁のフランジから循環油が漏洩火災 1990年7月2日、水素化分解装置の定期点検のため運転を停止していた。 水素反応塔、貯油槽間の循環ラインのポンプを停止した後、水素により配管及び熱交換器内の滞油を除去するためにフラッシング中、熱交換器のシェル側入口部温度調節弁バイパス側配管との接続部フランジから、水素の混合した循環油が霧状に噴 … PDF
31 1990/5/23 減圧蒸留装置減圧蒸留塔配管ドレン抜きバルブからの重質油漏洩火災 1990年5月23日、減圧蒸留装置のオーバーフラッシュポンプ(Bポンプ)吐出量低下の警報が作動し、現場確認したところBポンプ付近で火災が発生していた。直ちに自衛消防、市消防に通報し消火活動を行い19時32分鎮火した。 PDF PDF
582 1990/5/13 重質油水素化分解装置リサイクルオイル配管からの爆発、火災 1999年5月13日、重質油水素化分解装置の炭素鋼製のリサイクルオイル配管から高温・高圧のオイルが噴出し、大規模な爆発・火災が発生し4人が負傷した。 PDF
29 1990/1/21 常圧蒸留装置軽油配管バルブ欠損による漏洩火災 1990年1月21日、常圧蒸留装置の重質軽油放散塔をパトロール中の運転員が抜き出しポンプ付近で火柱が上がっているのを発見し、計器室に連絡した。直ちに装置を緊急停止すると同時に自衛消防、市消防に通報した。引き続き関連装置を緊急停止し、消火活動の結果、2時30分鎮火した。