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発生日 |
タイトル |
詳細 |
添付 |
247 |
1987/00/00 |
水素化分解装置のポンプ修理中にブタンが洩れ火災 |
1987年、水素化分解装置脱ブタン塔の還流ポンプの流れが出なくなったため修理することになり、ポンプの入口と出口バルブを閉め、ポンプを取り外した。ケーシングとインペラー内は氷と水和物で一杯になっていた。さらに入口バルブの下流配管に氷ができていたため、配管の中にスチームをかけた。 1.18MPaの … |
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101 |
1987/11/30 |
原油タンクの内部清掃準備中にタンク爆発炎上、及び配管切断重油流出 |
1987年11月30日、原油貯蔵タンクの内部清掃準備のためマンホールに換気ファンを取り付け電気配線コネクタを接続したところ、突然タンクが爆発・炎上、吹き飛んだ屋根で配管を切断し、重油が流出した。 公設消防・自衛消防が泡消火、冷却作業を実施し、15時55分鎮火した。人的被害はなかった。 |
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214 |
1987/10/17 |
豪雨により浮き屋根式タンクの屋根がナフサ中に沈没 |
1987年10月16日、当地方に台風19号が襲来し、16日には1日当たりの降雨量が132mm/d、17日午前0時の降雨量は38mm/hを記録する大雨が降った。 エチレン製造装置の原料ナフサを貯蔵している浮き屋根式タンクの浮き屋根がナフサ中に沈没した。火災や環境に影響を及ぼす事故にはならなかった … |
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25 |
1987/10/4 |
ナフサ接触改質装置遠隔操作弁フランジ接合部からの漏洩火災 |
1987年10月4日、接触改質装置をパトロール中の運転員が反応塔出口遠隔操作弁付近からの火災を発見し、中央制御室に連絡した。直ちに自衛消防、市消防に通報し、接触改質装置の緊急停止を行なった。系内ガスをフレアースタックに放出し、圧力が降下した時点で火災は鎮火した。 |
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24 |
1987/7/8 |
常圧蒸留装置定修中における空気熱交換器での火災 |
1987年7月8日、常圧蒸留装置の定期修理が終了し、気密テストで塔頂部冷却器の漏洩を発見し、窒素ガスに置換して補修作業を終え、電動式レンチでカバーを締め付け中に火災が発生した。直ちに自衛消防、市消防に連絡して消火活動を行なうと同時に窒素ガスに可燃性ガスが洩れ込んでいるのを見つけ、バルブを閉鎖し18 … |
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62 |
1987/6/24 |
ローリー出荷設備のマイクロフィルターよりドレン切り中の火災 |
1987年6月24日、タンクローリー充填場でガソリン出荷用フィルターのドレン切り作業中、錆の混入、詰まりによりドレン切りがスムースにできず、誤ってガソリン500Lが漏洩して火災となった。ドレン受けペール缶を樹脂で覆った取っ手部分をドレン弁に吊るして絶縁状態にし、通常以上のドレン切りをしたため、静電 … |
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148 |
1987/6/11 |
原油タンク内部スラッジ清掃中喫煙により火災 |
1987年6月11日、石油貯蔵ターミナルの原油タンク(T807)内部で作業員3名がスラッジの清掃をしていたところ、火災となり2名は脱出した。1名は窒息と火傷により死亡した。 底板の表面で発生したため爆発には至らなかった。ターミナルの消防隊員の活動により10分後鎮火した。 |
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232 |
1987/6/2 |
油槽所の漏洩油に着火し石油タンク爆発火災 |
1987年6月2日、石油タンク油槽所の防油堤内のポンプ設備近辺で霧状に噴出したガスに何らかの着火源で着火し、大爆発を起し火災となった。付近では工事準備中でクレーン車が作業していた。 自衛消防、市消防の消火活動にもかかわらず火災は急速に拡大し、油槽所のタンクが次々に火災や爆発を起した。大量の消火泡 … |
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303 |
1987/5/21 |
コーキング装置のフィルターステーションから漏洩し火災 |
コーキング装置の定常運転中にフィルターステーションから油が漏洩し着火した。火災は地上から高さ22mあるプラットフォームに達した。事業所の消防隊が出動し隣接装置への延焼を回避した。 |
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304 |
1987/5/15 |
石油化学貯蔵所でメタノールタンクが爆発し4人が死亡 |
Carmagnani社の石油化学貯蔵所で空のタンク43に、新たな製品を貯蔵するため空気による置換作業をしていたところ、突然大きな音とともに爆発が起きた。続いて内にこもるような音がして隣接メタノールタンク44および45が爆発した。タンク43の屋根のマンホール付近で作業をしていた従業員5人の内、4人が死 … |
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149 |
1987/3/22 |
水素化分解装置の低圧分離器破裂・爆発・火災 |
1987年3月21日、オフサイトのブローダウン系の火災でシャットダウンしていた水素化分解装置を運転再開した。22日1時30分頃同装置の反応器の原料油および水素の張り込みを自動的に遮断する装置(TCO)が作動し自動的にトリップし停止したので、反応系を脱圧した。 点検の結果、TCOの誤作動とわかり、 … |
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154 |
1987/3/13 |
フレア配管のバルブ取り外し中にフランジから漏洩火災 |
1987年3月13日、フレア配管(直径760mm)のバルブ取外し作業中に内容物が漏洩し、火災爆発となり、作業員2名が死亡、2名が負傷した。直ちに消防隊が現場に急行し消火活動を行った。 一方、全装置を停止してフレア系へのガス供給をなくし、ガス漏洩による二次爆発を防ぐため、制御燃焼を継続した。火災を … |
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