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一般財団法人 カーボンニュートラル燃料技術センター(JPEC)

事故事例リスト

事故事例リスト

平成15年(2003年)

  • 「タイトル」をクリックすると、事象進展図(事故内容を簡潔に模式図で示したもの)(PDF版)をダウンロードできます。
  • 「詳細」の本文をクリックすると、事故内容詳細(PDF版)をダウンロードできます。
No. 発生日 タイトル 詳細 添付
264 2003/11/6 常圧蒸留装置軽油サンプリングクーラー油漏洩 (1)常圧蒸留装置の軽油サンプリングクーラー内のコイルが外面から腐食開孔し、コイル側の軽油がシェル側の冷却水中に漏洩し、運河に放流している排水口から油膜の発生が認められた。 (2)この冷却水は、冷却塔に戻り冷却され再び装置の熱交換器に循環使用されている。また冷却塔では一定の冷却水を排出し、その分新 … PDF
584 2003/10/20 重質油分解装置の前蒸留塔リボイラー加熱炉配管の破裂、火災 2003年10月20日の23時15分に第一重質油分解装置の分離工程の、最初の分離塔であるプレフラクショネーターのリボイラー加熱炉配管が、内面腐食により破裂し漏洩した重質油により火災が発生した。 PDF
16 2003/9/30 流動接触分解装置反応塔出口配管のマンホール取付部腐食による漏洩火災 2003年9月30日、流動接触分解装置反応塔付近をパトロール中の運転員が反応塔上部で異常を発見し確認したところ、反応塔出口配管で火災が発生していた。直ちに自衛消防、市消防に通報し、装置のシャットダウン操作、系内のスチーム置換を行って鎮火した。
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66 2003/9/28 地震によるナフサ屋外貯蔵タンクの火災 2003年9月28日、十勝沖地震から2日後、原油タンクの火災に続いて別のナフサ屋外貯蔵タンク(30,000KL)の全面火災が発生した。ナフサタンクの浮屋根は破損し、地震発生後1日半で沈没、ナフサ表面を消火泡でシールして気化防止を図っていた。5回目の泡シール行なったが風の影響もあり全体の1/3を覆う …
65 2003/9/26 地震による原油屋外貯蔵タンクの火災 2003年9月26日に発生した十勝沖地震により30,000KL原油タンクの浮屋根部および防油堤内から出火し、リング火災および防油堤内火災となった。自衛防災隊、共同防災隊、市消防へ報告、防災活動の結果12時03分約7時間後に鎮火した。
199 2003/9/2 定期修理の仕切り板挿入作業で油が漏洩し火災 2003年9月2日、定期修理の準備で揮発油留分回収装置の気液分離槽のノズルと配管フランジ間に仕切り板を入れる作業をしていた。 フランジを外すと水と揮発油留分(C5留分)が流出し付近に拡散した。付近で機器のボルトを溶断する解体作業が行われていたためその火花により火災となった。
72 2003/8/29 油槽所ガソリンタンクの改造工事中に火災 2003年8月29日、隣接した2基のタンクで工事を行っていた。1基は火気使用工事であり、他の1基ではタンク側面のマンホールを開放しガソリンの抜き取り作業を行っていた。この時に火災が発生し、両タンクの作業者6名が死亡、1名が負傷した。直ちに構内緊急通報、119番通報し、自衛防災隊、共同防災隊、公設消 … PDF PDF
404 2003/5/29 フッ化水素酸アルキレーション装置における圧力逃し弁ラインからのイソブタンガスの漏洩 2003年5月29日フッ化水素酸アルキレーション装置の圧力逃し弁から元のプロセスに戻す6インチの炭素鋼の配管から微量のフッ化水素を含む大量(約20トン)のイソブタンが漏洩した。直ちにオンサイト緊急対策を発令し、装置はシャットダウンし、脱圧を行った。ガス漏洩は脱圧が終わるまで84分間続いたが、 …
94 2003/4/4 減圧軽油水素化脱硫装置加熱炉内チューブの亀裂火災および熱交換器漏れ火災 2003年4月4日、減圧軽油水素化脱硫装置の加熱炉内で通常と異なる燃焼状態を確認し装置の緊急停止を行った。17時50分、加熱炉ののぞき窓から火炎が炉外に出ているのを発見したため、緊急構内通報をすると共に、併せて公設消防に通報した。 その後、加熱炉下流の熱交換器より火災が発生、5分後に消火した。 … PDF
14 2003/2/17 接触脱ろう装置熱交換器フランジ部からの漏洩火災 2003年2月17日、接触脱ろう装置高圧分離槽の圧力低警報が鳴ったので、運転員が現場に行って確認したところ、熱交換器4基が火災になっているを発見した。直ちに自衛消防、市消防に通報し消火活動を行った。