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発生日 |
タイトル |
詳細 |
添付 |
429 |
1999/12/10 |
廃水タンク上部から漏洩した多量の炭化水素が気化、爆発、火災 |
ガソリンや軽油のタンクから排出される廃水を一時的に保管する3,000m3タンク内の廃水の上部に約20m3の炭化水素が存在していた。そして下部の廃水の凍結を防止するためにスチームコイルが設置されていたが、おそらくこの過熱設備からスチームがタンク内に漏れたために温度の異常な上昇が起り、フローティングルーフ … |
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234 |
1999/12/2 |
バルブ開閉ミスによる大規模な石油タンク火災 |
1999年12月2日深夜、タイ国で最も大きい製油所で大規模なタンク火災が発生した。4基のガソリンタンクが炎上し33時間後に収まった、死者7名、負傷者16名に及んだ。 タンクのバルブ開閉のミスが発端となり、その後のタンクレベル上昇の警報などにより事故を回避するチャンスはあったがオペレータは対応でき … |
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222 |
1999/10/20 |
重油タンクの底板が腐食し漏洩 |
1999年10月20日、タンクにタンカーからA重油を受け入れた後、8時30分従業員がタンク基礎部のアスファルトサンドから重油が染み出しているのを発見した。タンク内の重油を隣接タンクに移すとともに、防油提内に流出した油の回収をした。 翌日、油が海上に流出しているのを発見し、オイルフェンスを展張し柄 … |
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430 |
1999/8/25 |
ポンプルームよりガソリンが大量に噴出し大規模な火災爆発事故 |
製油所から敷地外の公共貯蔵所へハイオクガソリンを移送中に、移送ポンプがあるポンプルームからガソリンが噴出した。オペレーターなどにより緊急対応作業中に、漏洩したガソリンに着火、火災が拡大。隣接する配管、パイプラック複数のガソリンタンクや燃料油タンクが火災となり、隣接する変電所も爆発した。この火災で2名 … |
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67 |
1999/7/30 |
重質油熱分解装置のコークドラム安全弁二次側フランジからの可燃性ガス漏洩火災 |
1999年7月30日、20時頃にコークドラムNo.2が規定のコークスレベルに達したことからコークドラムNo.1に切替操作を実施した。切替後、点検を行っていた運転員が安全弁の作動に続き安全弁二次側の配管フランジ部分からのガスの漏洩と火災の発生を発見した。直ちに消防への通報、緊急運転停止操作を実施し、 … |
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431 |
1999/7/14 |
原油タンク底板からの原油の漏洩 |
シリヤ産軽質原油を貯蔵している直径42.7m、高さ16.5mのタンク底部の底板から腐食により原油が400m3漏洩した。 |
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53 |
1999/7/3 |
重質油脱硫分解装置の水素ガスブリーダー弁取り付け部の応力腐食割れによる漏洩火災 |
1999年7月3日、定常運転中の重質油脱硫分解装置の水素加熱炉出口配管付近から突然水素が漏洩し火災となった。装置を緊急停止し、公設消防、自衛消防により消火活動を実施した。消火活動停止後、緊急遮断弁付近から再び炎が上がったため消火活動を再開し、翌日1時1分鎮火した。 |
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103 |
1999/6/9 |
灯軽油水素化脱硫装置の軽質油循環ポンプから硫化水素を含有する油が漏洩し中毒 |
1999年6月9日、灯軽油水素化脱硫装置の運転中、軽質油循環ポンプA号機(横型水平分割多段遠心ポンプ)のサクションストレーナーが詰まり、スペアポンプ(B号機)に切り替え清掃を行った後、A号機を起動させたところ、メカニカルシール部より硫化水素を含む油が霧状に噴出した。直近で作業中の作業員3名が軽度の … |
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52 |
1999/5/31 |
ガス化脱硫装置からのナフサ配管より漏洩火災 |
1999年5月31日、買電停止による電力選択遮断システムの作動によりガス化脱硫装置を緊急停止した際、通常使用していない配管に分解ナフサを切り替えたところ、配管が腐食開孔していたため分解ナフサが漏洩し高温配管に接触、発火した。119番通報後、ピンホール部のバンド掛けを実施した。自衛消防による消火活動 … |
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136 |
1999/5/22 |
ローリー充填所でローリーのボトムローディング先端弁から軽油漏洩 |
1999年5月22日、ローリー充填所において24KL積ボトムローディングローリーで軽油積込み終了後、ローリー運転者がローディングアームのカプラーを切り離したところ、ローリーの先端弁から軽油が300L漏洩した。 |
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582 |
1999/5/13 |
重質油水素化脱硫装置リサイクルオイル配管からの爆発。火災 |
1999年5月13日、重質油水素化分解装置の炭素鋼製のリサイクルオイル配管から高温・高圧のオイルが噴出し、大規模な爆発・火災が発生し4人が負傷した。 |
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143 |
1999/2/23 |
常圧蒸留装置蒸留塔の高所工事中に火災 |
1999年2月23日、常圧蒸留装置の定常運転中、ナフサの取り出し配管に漏れが生じたので作業員5名が配管の取り外しを行っていたところ、突如大量のナフサが配管開口部から噴出し作業員に降り注いだ。 蒸留塔表面の高温により発火、足場上にいた作業員が炎に包まれた。救急隊は20分間被害者に近づくこともでき … |
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68 |
1999/2/10 |
タンク防油堤内にある閉め忘れた弁から重油漏洩 |
1999年2月10日、重油脱硫装置の原料油配管および受払い配管工事中、完成検査前に一部工事完了部を使用して漏洩事故を起こした。事業所では消防機関に通報することなく事故処理したが、後日匿名の通報がなされ事実関係が判明した。 |
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198 |
1999/2/5 |
重油脱硫装置の高圧フランジから漏洩し火災 |
1999年2月5日、警防課員が重油脱硫装置の反応塔のボトムフランジから火災が発生しているのを発見した。連絡により緊急停止操作を実施し、自衛消防隊が出動した。火災は停止操作により消火活動をすることなく1時53分鎮火した。 |
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