No. |
発生日 |
タイトル |
詳細 |
添付 |
169 |
2005/12/11 |
油槽所におけるガソリンタンク荷受け時の漏洩・爆発火災 |
2005年12月11日、油槽所では前日よりガソリンタンクにパイプラインで受け入れを行なっていたが、突然爆発が起こり火災が発生した。この爆発、火災により油槽所のタンク22基が延焼、損傷、爆発、火災を起し、壊滅的被害を受け、4日後に鎮火した。幸い大事故にもかかわらず死者はなかったが、負傷43名、貯蔵タ … |
– |
225 |
2005/12/10 |
常圧蒸留装置予熱熱交換器のシェルから洩れ小火災 |
2005年12月10日、定常運転中の常圧蒸留装置で現場点検をしていた職長が、熱交換器のシェルのサドル近傍の保温材部分から火炎が出ているのを発見した。連絡を受けた運転員が消火栓の水ですぐに消火した。 |
– |
240 |
2005/11/8 |
接触分解装置のストレーナー清掃中スラリー油が噴出し火傷 |
2005年11月8日、流動接触分解装置脱ブタン塔のスラリーストレーナーを清掃中、熱スラリー油(重質油と触媒粉末の混合物)が噴き出し、フランジ面を清掃していた協力会社の作業員が火傷を負った。スラリーは大気に出てエアゾル化し噴出はまもなく鎮静化した。 |
– |
236 |
2005/11/5 |
水素化分解装置の窒素雰囲気中の反応塔内で2名死亡 |
2005年11月5日、水素化分解装置の反応塔(R1)は触媒充填後窒素をわずかに導入中で頂部のマンホールから排出していた。そのマンホール(24B)にエルボ配管(12B)を接続するため、協力会社の監督Bと作業員Aがマンホールフランジ面の清掃をしていた。 その時、別の作業をしていた作業員Cが、マンホ … |
– |
242 |
2005/10/25 |
石油基地で原油タンクの底板が裂け大量漏洩 |
2005年10月25日、製油所制御室のオペレータが石油基地にある原油タンク(D2)の液面の低レベル警報を聞き、確認したところ37,000KL貯蔵していた原油が防油堤に漏洩していた。 直ちに自衛消防隊、周辺の消防隊が出動し、火災発生を防ぐため泡消火剤を使って防油堤を覆った。幸い、防油提外への漏れ … |
– |
241 |
2005/10/6 |
トレーラーがドレンバルブを引き抜きオレフィン製造装置で爆発火災 |
2005年10月6日、定常運転中のオレフィン製造装置(工程はエチレン製造装置と同じ)で、トレーラーがストレーナーのドレンバルブを引っ掛け引き抜いた。漏洩したプロピレンは急速に蒸発し蒸気雲をつくり、2分後に爆発した。火炎は150mの高さに達したため、地域では一時屋内退避の命令が出され、小学校では避 … |
– |
501 |
2005/9/6 |
船舶への出荷設備における船積み中の軽油流出 |
2005年9月6日製油所の船舶への出荷設備で軽油を船積中に乗組員は軽油が第4タンクから流出しているのを発見し警報を発した。直ちに製油所運転員は出荷ラインの緊急停止装置を作動させ、荷積みポンプを停止し、ローディングアームの閉鎖を行なった。船舶の前後に吸収材を置き、同時に関係当局に通報した。軽油漏洩によ … |
– |
400 |
2005/9/1 |
接触水素化処理装置の反応器からの漏洩による火災 |
2005年9月1日21:40接触水素化処理装置で現場パトロール中の運転員がシューという音を数秒間聞いた後火災が発生した。シフト長は塔頂付近でジェット火災が起こり下方へ伝播していったのを目撃した。直ちにオンサイトの緊急対策を開始した。オンサイト消防隊、公設消防に通報し、初期消火活動を行うと同時 … |
– |
276 |
2005/8/16 |
宮城県沖地震によるブタンタンク付属配管からのガスの漏洩 |
2005年8月16日11時46分宮城県沖を震源とする地震が発生した。当該事業所の責任者が地震発生と同時にブタン球形タンクの頂部を見ると安全弁が異常に揺れていた。 |
|
249 |
2005/8/7 |
常圧蒸留装置の安全弁から噴出した油が地域を汚染 |
休止していた常圧蒸留装置を2005年8月6日午前中からスタートした。翌7日16時46分、常圧蒸留塔の圧力上昇により安全弁が噴き、塔頂から5分間大気にガス状の炭化水素を放出した。被害は北からの強風により7km離れた南の地域に広がり、563軒の家屋、726台の自動車、132件の水泳プールを汚染した。 |
– |
159 |
2005/7/28 |
重質油水素化脱硫装置の配管エルボが破裂し火災 |
2005年7月28日、重質油水素化脱硫装置の原料油熱交換器出口のエルボ8Bが破裂した。漏洩した水素ガスは着火し、装置内に大きなファイアーボールが噴出した。 装置内の油が燃えつきるまで火災が続き8時間後に鎮火した。従業員の負傷者1名。外部への影響はなかった。 |
– |
280 |
2005/7/18 |
芳香族製造施設ポンプ火災事故 |
長期休止の予備ポンプへの切り替え運転中に軸受け損傷による振動が生じ軸受けの潤滑油燃焼火災 |
|
273 |
2005/7/5 |
メチルセルロース製造装置反応器付属配管の点検口管台溶接部からの漏洩 |
2005年7月5日14時頃メチルセルロース製造装置反応器付近に設置されたガス漏れ警報器の発報を集中監視室において確認し、運転員が反応器付属配管の点検口管台の溶接部よりのガス漏洩を発見した。ガス検知器の示す濃度が爆発限界の1/100と低いことを確認しながら、バッチ反応を継続し反応を終えた。漏洩箇所は反 … |
|
123 |
2005/6/13 |
硫黄回収装置の排気ガス配管のバルブ付近で保温材火災 |
2005年6月13日、硫黄回収装置の停止操作中に配管から炎がでているのを発見し、直ちに消防局へ通報するとともに社員で消火器及びスチームによる消火活動を開始し、7時12分に鎮火した。消防局の鎮火宣言は9時50分。人的被害はなかった。 |
– |
294 |
2005/5/29 |
常圧蒸留装置の蒸留塔の内部火災 |
定期整備工事に伴う蒸留塔の内部工事を実施中に、蒸留塔内部から出火し、蒸留塔シェルなどを焼損した。 |
|
522 |
2005/5/12 |
装置の水置換操作で隣接河川の河口への油流出 |
2005年5月12日7時25分、常圧蒸留装置の定期保全整備のために、装置系内を工業用水にて水置換を行い、油回収作業を行っていた。ところがクリーン排水の側溝に灯軽油留分が約570L流出し、そのうち60Lが排水処理設備をへて川に流出してしまった。 |
|
401 |
2005/5/4 |
ナフサ分解装置デコーキング作業時の火災発生 |
2005年5月4日20時頃ナフサ分解装置のナフサ分解炉で2名の作業員がデコーキングを行うために現地操作をしている時、短時間であるが激しい火災が発生した。火災はスプリンクラーによるウォーターカーテンおよび周囲の消火設備により数分後に消火された。この火災により作業員2名が重度の火傷を負った。 |
– |
521 |
2005/4/13 |
減圧残渣熱分解装置の配管破損によるアスファルト火災 |
2005年4月13日、減圧残渣熱分解装置の運転準備作業でアスファルトを配管に導入していたところ、配管破損によりアスファルトが吹き出し、小火災となった。 |
– |
145 |
2005/3/23 |
異性化装置スタートアップ時の爆発・火災 |
2005年3月23日、異性化装置のスタートアップ操作で、高さ50mのスプリッター塔の42mまでが油づけとなり、加熱炉によって加えられる熱により炭化水素の蒸気圧が上がり、塔頂部に押し上げられる状態となった。塔頂配管の安全弁が吹き、炭化水素はブローダウンドラムに至り、スタックから吹き上げ、地上で液体の … |
– |
313 |
2005/3/14 |
蒸留設備熱媒油漏洩事故 |
界面活性剤製造業のボイラーから蒸留等への送り配管の溶接部に割れが所持熱媒油が漏洩した。 |
|
221 |
2005/2/24 |
水素製造装置の改質炉反応管よりナフサ漏洩 |
2005年2月24日、運転員が水素製造装置の巡回点検をしていたとき、改質炉入口付近でナフサ臭がするので、保温材をはがして漏洩箇所を確認した。反応管入口部より上部にあるフランジの溶接線に約23mmの割れが発生しており、ナフサと水蒸気が洩れていた。漏洩箇所に窒素ガスを吹き付けて着火の防止をしながら、装 … |
– |