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発生日 |
タイトル |
詳細 |
添付 |
110 |
1994/12/16 |
硫黄貯蔵タンク内で硫化水素が爆発し屋根を破損 |
1994年12月16日、屋外タンク貯蔵所に溶融硫黄3,052トンを窒素シールして貯蔵中、突然大きな音を伴い屋根板が破損した。屋根板は5~6m離れた配管ラック上に落下し、パイプラインの一部が破損した。 直ちに消防署に通報し、公設消防隊、自衛消防隊により泡放射し硫黄表面を空気と遮断し、タンク側板の … |
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111 |
1994/11/14 |
流動接触分解装置の空気圧縮機に付帯する潤滑油冷却器より漏油し海上に流出 |
1994年11月14日、流動接触分解装置の空気圧縮機用潤滑油冷却器のチューブに穴があき、潤滑油が冷却用海水戻り配管を経由し海上に流出した。 発見後関係先に連絡するとともに、自衛消防本部を設置し、海上保安署の指示により油処理剤の散布、オイルフェンスの展張をした。 |
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347 |
1994/11/7 |
ガソリン安定化塔の修繕作業中、抽出ポンプ排出中のガソリン発火 |
原油常圧蒸留装置のガソリン留分のスタビライザーの修繕作業中に、ガソリンが漏洩、着火し火災となった。その結果、オペレーターが重度の火傷を負い死亡した。 |
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124 |
1994/10/9 |
油槽所で配管工事中ガソリンが漏洩しタンク火災 |
1994年10月9日、屋外タンクに付属する配管工事で結合されていない配管フランジ部からガソリンが流出し火災となり、タンク3基とローリー積場を焼損した。この火災により3名が死亡、1名が負傷した。 一挙に大火災となったため初期消火はできず、火災後かけつけた所員が固定消火設備の稼動を試みたが使用でき … |
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112 |
1994/10/3 |
着桟タンカーが荷積み中のタンカーに接触しガソリン漏洩 |
1994年10月3日、桟橋でガソリンを荷積中のタンカーに隣の桟橋に着桟しようとしたタンカーが着桟に失敗し追突したため、荷積中タンカーの積込み配管が破断しガソリンが漏洩した。 |
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70 |
1994/8/18 |
水素化脱硫装置配管ベントノズルフランジのガスケット誤使用によるガス等の漏洩 |
1994年8月18日、水素化脱硫装置の定期修理を終えスタートアップして2日後、定常運転に入った直後、反応器-熱交換器間の配管ベントのブラインドフランジ部から水素と軽質油が漏洩した。加熱炉の遮断、装置の緊急停止等を実施した後、12時25分処理を完了した。 |
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205 |
1994/7/24 |
流動接触分解装置の運転調整に失敗し、フレア配管が破裂・爆発 |
1994年7月24日、落雷により原油蒸留装置の火災が発生し、引き続き施設の障害、停電が起こった。 その後、流動接触分解装置(FCCU)回収セクションの運転調整に失敗し、フレアノックアウトドラムが満杯となり、流れた液体の圧力でフレアラインが破裂、蒸気雲を形成し爆発した(13時22分)。火災収束まで … |
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113 |
1994/7/23 |
充填中のタンクローリーでガソリン漏洩 |
1994年7月23日、ハイオクタン受け入れ作業中にオーバーフロー防止弁が遮断し、異常警報システムが作動し、荷積み場と計器室の両方でブザーが鳴り、異常ランプが点灯した。計器室の係員は誤作動と思い込み異常警報システムをリセットした。タンクローリー運転手は異常警報システムを誤操作と判断し、オーバーフロー … |
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64 |
1994/6/24 |
タンクの浮屋根ポンツーン内塗装工事中の爆発 |
1994年6月24日、タンク屋根型式を浮屋根式から固定屋根付浮屋根式に改造する工事において、浮屋根のポンツーン内部の塗装作業中にポンツーン内部で爆発が起こり、作業員1名が死亡し、1名が負傷した。爆発によりポンツーンが変形し、着火した塗料によってデルタシールが焼損、側壁の塗料が熱により剥離した。自衛 … |
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109 |
1994/6/12 |
硫黄回収装置排ガス導管の気密試験中に排ガス導管が爆発 |
1994年6月12日、硫黄回収装置の運転開始で排ガス導管の閉塞がないかを調査している時、排ガス導管内で爆発が起きエンドフランジが吹き飛んだ。 そのエンドフランジが作業中の運転員を直撃し死亡した。さらに、燃焼炉内部、排ガス導管が破損した。火災には至らなかった。 |
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396 |
1994/6/4 |
常圧蒸留塔の定期修理中に塔内に蓄積した硫化鉄による火災 |
1994年6月4日常圧蒸留装置の定期修理に入り、塔の主要配管を溶接していた時、突然内部で火災が発生した。直ちに消防隊が消火にあたった。塔の中にいた運転員2名が死亡し、作業員5名が負傷した。当該蒸留装置は事故の1週間前に停止し、塔内液を抜き出し、蒸気で洗浄し、最後に水フラッシュで洗い流して塔内作業を開 … |
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174 |
1994/5/22 |
潤滑油装置の異性化反応器が破裂しガスが漏洩・火災 |
1994年5月22日、異性化反応器の触媒活性化運転中に、反応器が破裂し、水素と軽質炭化水素が漏洩し発火した。潤滑油装置は直ちに緊急停止のため減圧をした。 火災は破裂した反応器周辺に限定され、20分後に鎮火した。負傷者はなかったが、反応器、配管類、構造物の計装機器、エアフィンクーラーが損傷した。 |
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219 |
1994/4/14 |
アルキルベンゼン製造装置脱水素反応器の復旧工事中に出火し火傷 |
1994年4月14日、アルキルベンゼン製造装置脱水素反応器の触媒取替えが終わり、反応器側と上流側の配管フランジ(20B)を取り付け中、上流側のフランジから水素ガスが洩れ着火した。フランジのボルト締めをしていた作業員2名の衣服を焦がし、1名は重傷、1名は軽傷の火傷を負った。火災は瞬間的なものであった … |
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39 |
1994/2/25 |
流動接触分解装置内排ガス圧力調節弁の調整不良によるタービンの破損火災 |
1994年2月25日、流動接触分解装置内の排ガスタービン圧力調整弁の誤作動により、タービンが高速回転になり破壊し火災が発生した。更に破壊による飛散物が周辺の設備、配管に損傷を与え、火災は拡大した。直ちに自衛消防、市消防に通報すると共に、緊急停止、装置の縁切りを行った。消火活動により26 日3時24 … |
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1994/1/28 |
軽質重油脱硫装置の水素ガス圧縮機緩衝器の腐食による破裂火災 |
1994年1月28日、軽質重油脱硫装置のリサイクル水素ガス圧縮機の運転を予備機に切り替えを行なっていたところ、圧縮機の緩衝器が突然破裂し火災となり、切り替え操作を行なっていた運転員2名が負傷した。直ちに負傷者を収容し、装置の緊急停止を行なうと同時に自衛消防、市消防に通報し、消火活動の結果10時4分 … |
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