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発生日 |
タイトル |
詳細 |
添付 |
213 |
1996/11/5 |
接触改質装置のストレーナードレンアウト中に火災 |
1996年11月5日、連続再生式接触改質装置のスタートアップで、従業員がコンバインド・フィード熱交換器の入口側に設置してある、ストレーナーのナフサをドレンアウトしていた。 21時5分、爆発的な火災が生じ、火災は瞬時におさまった。1名が火傷を負った。 |
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218 |
1996/11/1 |
タンクの通気口を塞いで払い出しをしたため側板が変形 |
1996年11月1日、炭化水素合成樹脂製造装置の未反応油を貯蔵しているタンクから払い出し作業をしている途中に、タンクの変形を発見した。 払い出しを停止し調べたところ、屋根の通気口に仕切り板が取り付いておりタンクが減圧となったことがわかった。仕切り板は、屋根にあるブリーザーバルブの取り外し工事で挿 … |
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340 |
1996/9/24 |
アンモニアの漏洩により11名が中毒 |
原油のガソリン留分の蒸留において、腐食抑制のために10%アンモニアを使用するために、無水アンモニアを希釈して使用していた。その7m^3のアンモニアタンクに3.8トンの液化アンモニアが8Barの圧力で貯蔵されていたが、オペレーターがそのラインの2つのフランジを緩めていたとき、別のオペレーターがタンクと … |
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118 |
1996/8/18 |
22B原油配管地下埋設部での腐食漏洩 |
1996年8月18日、浮屋根タンクから常圧蒸留装置へ原油を移送していたところ、タンクヤード内の埋設配管より原油が漏洩した。 発見した作業員は制御室に連絡し、制御室作業員が119番通報した。緊急措置として漏洩防止、拡散防止措置を実施し、漏洩油の回収をした。 |
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46 |
1996/7/27 |
常圧蒸留装置の配管に取り付けた温度計ノズルのボス部が腐食漏洩し火災 |
1996年7月27日、常圧蒸留装置の定常運転中、原油加熱炉の出口配管(24B)に取り付けられている温度計取り付けノズル(1B)のボス部が腐食し、幅3mm、長さ8mmの孔が開き、原油が漏洩し発火した。自衛消防による消火活動により6時4分に鎮火した。 |
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150 |
1996/7/22 |
水素製造装置の炭酸水素カリウムタンク爆発 |
1996年7月22日、水素製造装置の炭酸水素カリウムタンクで水素爆発が発生した。爆発により屋根が152m吹き飛ばされ、軽油水素化脱硫装置の熱交換器の3つのノズルを切断し、軽油が61mの高さに噴出した。 直ちに蒸気雲通過路上の装置の原料供給を減少し、加熱炉、軽油水素化脱硫装置を緊急停止した。蒸気 … |
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117 |
1996/7/16 |
メチルエチルケトン(MEK)脱ろう装置定期修理中ろ過機室で火災 |
1996年7月16日、メチルエチルケトン(MEK)脱ろう装置の定期修理中、ろ過機を補修するため底部ドレン弁を開き、原料油と溶剤の混合物を受け皿で受けていた。 一方、近くでろ過機の配管の切断作業をグラインダーを使用して行なっていた。受け皿に火の粉が落下、排油に着火・火災となった。 直ちに11 … |
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342 |
1996/6/7 |
低温装置のセパレータ破裂による、オレフィン製造装置からエタン、エチレン、メタンおよび水素の漏洩 |
製油所のオレフィン製造装置において、低温装置のスタートアップ操作段階でセパレータが破裂しエタン、エチレン、メタン、水素が漏洩した。容器の破裂はフェライト系母材がオーステナイト系溶接金属を用いて溶接された溶接線に沿って容器内部に形成された1600mmの初期亀裂によって引き起こされた。この破壊で負傷者は … |
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379 |
1996/5/27 |
常圧蒸留装置の容器付近の局所火災と脱硫装置の予熱炉出口配管の爆発 |
事故は2つの異なる段階で連続して起きた。まず第一段階では、トッパーのデソルターに対し中和を行うためにルーチン作業で水酸化ナトリウム溶液の希釈作業を行っていた。しかし、その溶液がタンクからオーバーフローし炭化水素が排水系統に流れたため、近くで溶接作業を行っていた区域に到達し、着火した。そのため水酸化ナ … |
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45 |
1996/5/24 |
水素製造装置炭酸ガス吸収水溶液の回収用貯蔵タンクの爆発 |
1996年5月24日、水素製造装置の定期修理のため炭酸ガス吸収塔及び再生塔内の残存炭酸カリウム水溶液をタンクに移送中、ポンプの空引きが発生した。ポンプ停止と移送弁の閉止を行わなかったため、水素ガスが逆流しタンクが爆発した。爆風および飛散物により隣接事業所等が被害を受けた。 |
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44 |
1996/4/26 |
重油直接脱硫装置の加熱炉で加熱炉管が開口し火災 |
1996年4月26日、重油直接脱硫装置の定常運転中、加熱炉入口側の加熱炉管に開口を生じ、開口部より加圧・加温された原料油が吹き出し、加熱炉バーナーの炎で着火して爆発的に燃焼した。全装置を緊急停止すると共に自衛消防、公設消防に通報し、周辺装置への冷却散水及び消火の結果、翌日3時50分に鎮火した。 |
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43 |
1996/2/29 |
減圧蒸留装置で重油留分のサンプリング中、噴出し火災 |
1996年2月29日、減圧蒸留装置の1ヶ月に1回の定期サンプリングを採取をするためバルブを開けたところ、サンプルが採取口から出ず、バルブを調整していた時、突然採取口からファーネスリサイクルオイルが噴出し、サンプル受けピットから溢れ出し発火・火災となった。大型消火器、固定消火設備による放水を行い、8 … |
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42 |
1996/2/18 |
重油直接脱硫装置減圧蒸留塔付近のドレン弁から重油漏洩による火災 |
1996年2月18日、重油直接脱硫装置の定常運転中に、減圧蒸留塔の塔底油抜き出しポンプ下流側のクエンチ(ミニマムフロー)ラインに設置されている流量調節弁付近のドレン弁(3/4B)から塔底油が漏洩飛散し、付近の配管、ポンプケーシングなどの高温部に接触発火し、延焼拡大した。装置の緊急停止を実施し、減圧 … |
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74 |
1996/2/15 |
屋外タンク付属配管が外面腐食により減肉し、原油漏洩 |
1996年2月15日、オイルターミナルの屋外タンク貯蔵所付近配管から原油が漏洩し海上に流出した。直ちにバルブを閉止し関連部署へ連絡した。流出油の拡散防止・回収、油処理作業を実施し14時35分終了した。 |
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200 |
1996/1/29 |
重油タンクの洗浄作業中にベンゼンの爆発 |
1996年1月29日、重油タンクを別用途に切替えのため、スチームコイルにこびりついている重油を、従業員5名で洗浄する作業をしていた。 ベンゼンを使用しての洗浄を終え、タンク床面に溜まっているベンゼンを回収中の14時40分、タンク内で爆発が起きた。タンクの側にいた1名が衣服に火がつき重症、その消 … |
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